■■東伊豆の横綱・海洋公園■■

 海洋公園は富士箱根伊豆国立公園の城が崎海岸の中にあり、その海岸線は4〜5千年前の大室山の大噴火により、溶岩が海に流れ出して出来たダイナミックなリアス式海岸で、水中の構成も、起伏変化に富み、ゴロタ石、ダイナミックな壁、砂底、転石のある砂底など、全ての水中の景観が、箱庭のように凝縮され、それらの環境に適した生物が数多く見られます。その水中景観はビーチからエントリーしても、あたかもボートダイビングで見られるような迫力のある男性的な地形が体験でき、見られる魚の種類、年間を通しての魚影量も伊豆半島のビーチスポットでは郡を抜いています。
 また、施設に関してもダイバーの事を考えて作られた施設で、施設内には合計31基のシャワーと更衣室があり、雨の日や寒い冬などは暖房設備の整った室内の休憩所もあります。また、講習や練習に適したプールも完備されています。


 
 
        1番の根 :

一の根は水深5mから26m位までの幅があるので、見たい魚や地形によってコースやレベルのバリエーションは幅広く、見られる魚の種類は数知れず。中級レベルのダイバーであれば一の根、離れ根の付け根の南側にあるクエ穴を覗いて見ましょう。大きなクエやアオブダイ、クロアナゴなどが見られます。

 
   
    かけあがり 

: かけあがりは大きなゴロタ石で構成され、そこを降りきると見渡す限りの砂地が広がります。砂地の漁礁は水深が18mを越えますが漁礁には小魚が群れていていつも賑わっています。

 
  2番の根:

このポイントは距離があり、地形は両側が切り立ったドロップオフになっていて、深度のキープと中性浮力が取れる技量が必要です。 沖に出ると根が2つに別れ、3番、4番の根になります。2の根の両サイドの壁はソフトコーラルがビッシリ付いていて甲殻類が多く、アジ、タカベ、イサキなどの魚も群れています。透明度のいい時期にはこの切り立った根と砂地のコントラストが非常に美しく、初心者の方は上達したら是非一度は潜って頂きたいポイントです。

 
         
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